まさに酷暑の夏といってもいい今年ですが、このお盆休みを使って、かねてより計画していた金沢と和倉温泉の旅に来ています。
有名な金沢駅前にある鼓門。前に訪れた時よりも木が黒ずんだ気がします。
今回は2泊3日の計画で、初日の今日は、金沢21世紀美術館の見学です。
当初はもっといろいろと回るつもりだったのですが、あろうことか家から上野に向かう常磐線がなんと40分も遅れてしまい、乗るはずだった北陸新幹線に間に合わなくなってしまったのです。
しかもその遅れの原因が東海道線内の事故の影響ということで、上野東京ラインができて便利になった反面、以前は関係なかった路線の事故の影響をもろに受けてしまうという負の面をまともに食らってしまいました。
遅れてしまった常磐線の車内で、すでに新幹線に間に合わないことが分かったため、すかさずスマホでJR東日本のきっぷ予約サイト「えきねっと」で別の新幹線の特急券を予約しておきました。
この場合、すでに発券済みの特急券とは別に新規に購入してしまったので指定席の変更とはならず、乗れなくなった新幹線の特急券は手数料払って払い戻しになるのかなぁと思ったのですが、ようやくついた上野駅のみどりの窓口で、えきねっとの特急券の受け取るのと同時に、手数料なしで乗れなかった新幹線の特急券の払い戻しをしてくれました。
初の北陸新幹線「かがやき」はそれほど目新しい感じはありませんでしたが、車内アナウンスのはじめに流れるメロディーがちょっと暗い感じだなぁというのが印象でした。
予定より遅く金沢駅に着いたので早速お昼ご飯です。
駅近のビルのレストラン街にあった「もりもり寿司」に入って温玉ネギトロ丼というのを食べたのですが、これがまた、今まで食べたネギトロ丼のどれよりも超絶においしくてびっくりしました。これは絶対おすすめです。
思わずネットで調べてみたのですが、もりもり寿司には公式ホームページがないようです。今どき珍しいですね。
お腹がいっぱいになったところでホテルに荷物を預けて散策スタートです。
金沢観光はバスの移動がメインになるので、1日フリー乗車券を購入しました。
観光用としては、この一日フリー乗車券しか見当たらなかったのですが、これは北陸鉄道、略して北鉄のグループ路線バスにのみ乗り放題のパスです。
金沢にはこれ以外に、JR系列のバスや、市のバスも走っているのですが、これらには乗ることができません。
バス停が共通のところがたくさんあるので、よく見てないと別料金になってしまいます。
一応、バスの入り口付近に、目印になるシールが貼ってあるのでそれを確認すれば大丈夫です。
それにしても、共通のパスを作るというのは考えてないのですかね。
最初に訪れたのが「金沢21世紀美術館」です。美術館の名前は知らなくても、これとか
このプールなんかは見たことあるのではないでしょうか?
そう、まさにこれらが展示してある美術館なのです。
着いた時、入り口は長蛇の列で係の人に聞くと30~40分待ちですとのこと。
せっかくだから並んだのですが、結局1時間ちょい待つことになりました。
じつはこの美術館、先ほどのプールが有名ですが、このプール、無料公開エリアにあるので上からのぞくだけならなんと並ばずに無料で見ることができるのです。それ以外にも多くの作品が無料公開エリアに展示されているのでちょっとした空き時間にふらっと立ち寄ることもできます。
でもプールの下に入るには入場料を払って中に入る必要があります。
プールは中庭みたいなところにあります。
混んでいるとプールの中に入るためにちょっと待ちます。
中から見るとこんな感じにまさにプールに潜った時と同じような景色になります。
プールの底はこんな感じ。
プールだけは撮影OKなのですが、そのほかの作品は撮影できないので写真はありません。
現代美術なのでいわゆるインスタレーション作品とかだとなかなか感想を語るのも難しいのですが、体験型のものもあって飽きない感じで楽しめました。
係員さんや学芸員さんが部屋ごとにいるのですが、上野にある美術館などとはちょっと違って、なんかご近所さんがボランティアでやっています的な感じがして(勝手な想像)市民に愛されている美術館なのかなと思いました。
さて、本来なら兼六園もまわろうと思ったのですが、電車の遅れが響き、今日はここだけで時間切れ。
香林坊という繁華街で夕飯を食べて1日目終了です。
あすは、ちょっと天気が心配な感じですが、和倉温泉に移動の予定です。