先日、BALMUDAから発表されたスマホに少々ガッカリして、やっぱりiPhoneでいいやとなった訳ですが、今やiPhoneだけではなくApple Watch、iPad、AirPodsとAppleのエコシステムにどっぷり浸かって、もはや抜け出せないのではという危惧を感じている今日この頃です。
まあ、どっぷり浸かっているうちは全てがシームレスにつながって便利なのでいいのですが、同時に、これだけガジェットを持つともう充電だけでも結構大変です。
それぞれに、ACアダプターが必要となると場所もとるし、ケーブルはこんがらがって取り回しも面倒だし、そもそもコンセントが足りん!
ということで、なんとかこれをスッキリさせるべく、1台何役もこなしてくれる、統合充電器を買うことにしました。
とりあえずAmazonで見てみたのですが、名の通ったメーカーで、いわゆるMade for Appleと銘打った物ですと、あまり複数のデバイスをサポートしたものは多くないようで、せいぜいiPhoneとApple Watchの2つぐらいのものが多い印象でした。
そこで、聞いたこともないようなメーカーまで広げると、iPhone、Apple Watch、AirPods Proの3つに対応した充電器が結構出てきます。
ただ、例によって怪しい日本語の長い説明文が掲げられていて不安感満載です。
この状況だけでも、複数のデバイスをサポートする充電器というのは結構慎重につくるべき製品ということなのでしょうかね。
でも、なんとかこの混沌とした充電環境を改善すべく、不安感を投げ打って選ぶことにしました。
なんと言っても場所を取りたくないので、iPhone、Apple Watch、AirPods Proの3つを横に並べるタイプのものではなく、なるべく狭い面積に置いて充電してくれるものを探しました。
そこで、選んだのがこの2つです。見た目で選びました。今回は、2台分の充電器を購入するのであえて違うものにしました。
3つも充電できる便利な物が4千円ぐらいで買えてしまうこと自体、ちょっと怪しい気もしますがまあいいでしょう。
ポチッとな。
さて、届いたのがこちらの箱。
箱はそんなに怪しくない。むしろ黒い箱は結構いい作りだったりする。
早速本体を取り出してみると。
むむ。
むむむ。色といい、マットな質感といい、結構いい物ではないですか!
気に入った!
どれどれ、マニュアルはどうかな。
最初のタイトルでがっくりきましたが、中身はまあ普通ですね。
もう一つは。
は?
ちょ、いくらなんでもこれは酷すぎませんかね。。
一気に不安になってきた。
気を取り直して。
まずは、デバイスを置くどどんな感じになるのか試します。
iPhone、Apple Watch、AirPods Proの3つを置くとこんな感じです。これはApple WatchをiPhoneの後ろに置けるタイプです。AirPods ProもiPhoneの後ろに置きます。
この形だと、iPhoneのみの充電器とほとんど設置面積は変わらず場所を取りません。
いいですね。
もう一つの方は、
Apple WatchをiPhoneの横に引っ掛けるタイプです。磁石の力でかろうじてぶら下がっている感じです。これだと充電中も時間が見やすいですね。
ちなみに、今回、黒い方は本体のみでACアダプターが付いておらず。白い方だけACアダプターがついていました。
では実際に充電してみましょう。
まずiPhoneを充電。
本体下部中央付近に緑のLEDランプが点灯します。
続いてApple Watchを充電します。
今度は左端のLEDランプが点灯します。
そしてAirPods Proを充電します。
はい、そうですね。今度は右端のLEDが点灯します。
なので、全部一度に充電すると。
3つのLEDが点灯します。そして、充電が完了すると消灯するので、どのLEDがどの機器に対応しているかを覚えれば、充電完了したかどうかがわかります。
いいですね。
さて、もう一つの方を見てみましょう。
iPhoneを充電すると。
青いLEDランプが点灯します。
次にApple Watchを充電します。
これ、少し青みががかっていますが、白の点灯です。
そしてAirPods Proを充電すると。
緑色のLEDが点灯します。
ん?
LEDの位置が別れてないな。
てことは3つ同時に充電するとどうなるのかというと。
混ざってわけわかりません(笑)。
しかも、こちらの充電器は、充電開始とともにLEDが点灯しますが20秒ほどで消灯してしまいます。
充電中ずっと点灯しているわけではないのです。なので充電が終わったのか終わってないのかが分からないのです。
これでは、充電中かどうかわかりません。
もう一つの充電器は、充電中ずっとLEDが点灯している仕様なのになぜ違うのか。。
まあ、元々ケーブルで充電していたときは充電が終わったかどうか分からないので、それに比べて不便というわけではないですが。
ちなみに、これまでウチではPCで使っていたUSBハブをUSB充電用コンセントのようにして使っていたのですが、さすがに3つを充電するときは直接ACアダプターに繋げないと充電できませんでした。それなりに電流を食いますからね。
あと、AirPods Proはケースを付けていたのですが、白い充電器の方は時々充電できないことがありました。まあ、ウチにはAirPods Proはひとつしかないのでいまのところ問題はないです。
ということで、若干あやしいところがないわけではありませんが、2つとも使えることは使えるので、今ではこのようにケーブルもごちゃごちゃすることもなくスッキリしていい感じです。
なによりもApple Watchをただ置くだけ、引っ掛けるだけというのは便利です。純正の充電器は、使おうとすると裏返っていたり、ケーブルの下になっていたりと、結構両手を使わないとセットできない場面も多かったので、それが一番楽になった気がします。
Apple Watchを乗っけるタイプか、引っ掛けるタイプかは好みにもよると思うのですが、とりたててどちらが不便というのはありませんでした。
ということで、今回は値段の割にQOLを上げるいい買い物ができたと思います。
充電ケーブルの取り回しと、場所にお困りの方、いかがでしょうか?