林檎とレールのあいだ

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兼六園と金沢城に行ってきた

旅行2日目の今日は兼六園金沢城です。

ちょっと今日は雲行きが怪しい感じ。

 

バスで兼六園に向かい、「兼六園下・金沢城」というバス停で降ります。

バス停に「下」と書いてある通り、兼六園に向かうにはこんな感じで結構な坂を上っていきます。

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坂を上ると入り口が見えてきました。

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なんとこの日はお盆の無料開放で入園料なしで入れました。

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入り口を入って

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しばらくすると霞ケ池が見えてきました。

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この石橋と灯篭の図はよく見ますね。

 

こちらは「時雨亭」。

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兼六園ができたときからあった建物らしいですが、今の建物は2000年に再現されたもので比較的新しいです。

お茶と和菓子を提供していますが(有料)、中を無料で見ることもできます。

こちらは床の間。

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縁側から庭を望む。

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なんかいい感じの写真になりますね。

 

こちらは瓢池(ひさごいけ)。

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食欲旺盛な鯉が大口を開けて餌が投げ入れられるのを今か今かと待っています。(あげませんよ)

 

こんな苔むした灯篭や奥にある草木の軒先ががなんとも言えない趣を醸し出しています。

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しばらく進むと、子供の想像力をこれでもかと掻き立てるような古木がありました。

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約1時間の散歩で全部は回れませんでしたが、雲行きが怪しくなってきたので、金沢城公園に向かいました。

金沢城公園は兼六園のすぐ隣です。

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入り口すぐの櫓。

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立派な門(石川門)をくぐって中に入ります。

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お城といえば石垣ですが、この写真には右と左で2種類の石垣があるのわかりますでしょうか?

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こちらは左側の石垣。粗削りの石が使われています。

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右側の石垣は、きれいに成形された石が使われています。

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あと、自然石をそのまま使った石垣もあり、造った年代や見栄えを考慮して違う形式が使われているそうです。

 

先ほどくぐった石川門は中を見学することができます。

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天井の木組みが見られます。

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こちらは園内の休憩所。

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中からお城を一望できます。

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休んでいると、案の定、雨が降り出しました。しかもその雨が尋常ではなく、スマホがアラートとともにこんな表示を出すほどに。

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当分止みそうになかったので、休憩所でお茶を一服。

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雨足がちょっと弱くなったところで金沢城公園を後にして、本日の宿のある和倉温泉に向かうことにしました。

 

しかし、やはり大雨の影響で電車が止まっているということで金沢駅は大混乱。

自分が乗る七尾線も運転見合わせの文字が。早くても15時までは運休とのことでした。

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そして自分が乗る特急は15時発の電車。半分あきらめてその時間までに遅い昼食をとったのでした。

 

しかし、15時ちょい前に駅に行ってみると、奇跡的に自分が乗る予定の特急は予定通り運行するということで、周りで困り果てている人をよそに喜び勇んで颯爽と乗り込みました。

 

やれやれ、なんと運のよいことでしょう。絶対に運休だと思っていたのに時間通りとは。。

 

と思ったのもつかの間、それにしてもなんかやけに身軽だなぁ、自分。。

 

『はっ!スーツケースがない!』

 

先ほどの駅の混乱で、コインロッカーに預けたスーツケースのことをすっかり忘れて特急に乗ってしまいました。。

 

何と愚かな。。

 

仕方なく、次の駅で降りて金沢駅に引き返すことに。

次の駅とは「羽咋駅」。よりによってもっとも駅に止まらない特急だったのです。

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羽咋はUFOで有名な町ですね。もう終点の和倉温泉のほうが近いぐらいのところです。

 

乗ってきた特急に悲しい別れを告げます。

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30分ほどして引き返す普通電車がやってきたので乗り込みます。

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座席は結構ふかふかで乗り心地悪くなかったです。

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最近、行かなくなった青春18きっぷの旅を思い出しました。

 

金沢駅に再び降り立ち、スーツケースを取り出してまた特急で和倉温泉に向かいます。

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ちょっと時間余計にかかってしまいましたが、無事に和倉温泉駅に着きました。

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これまでにない大失態をしてしまいましたが、思いがけず予定になかった普通電車に乗れたし、それはそれでよかったかなと。

しばらくすれば、これも良い思い出になることでしょう。

 

えっ?今日のお宿がどこかって?

いや、べつに普通ですよ。

 

普通にちょっと『加賀屋』に泊まるだけですよ。

ええ、普通に。