ブラックフライデーの時期になると広告がそれ一色になるので嫌でも目についてしまいますね。
そんな中、Chromebookが格安という広告だか記事だかが目に止まり、思わず見に行ってしまいました。
もともと、なぜか格安の低スペックPCに興味があり、こんなのや
こんなのを
買ってしまう性分なので、同じように低価格が売りのChromebookも前から気になっていたのです。
ただ最近はハイスペックなChromebookが多くなってきてあまり割安感がなかったので購入には至っていませんでした。
今回は24,000円の物が18,990円のブラックフライデー価格ということで、試しに買ってみることにしました。
WindowsでもMacでもない新しいOSモノは久々です。
学校での導入が多いと聞いているのでどんなものか興味あります。
早速ポチって見ましたが、明日お届けとなっていたのに着いたのは2日後でした。
なぜなのか。
まあいいでしょう。届きました。
最近、Amazonでは届いたのに中身が入っていないというトラブルが頻発しているとのネット情報を見ていたので念のため開封するときは動画を取っておきましたが、無事中身は入っていました。
入っているのはシンプルにPC本体とACアダプターと小さな取説です。
今回、買ったのは、ASUSの「Chromebook CX1」というモノです。価格から言って一番低スペックなヤツですね。
開いたところ。
開いただけで勝手に電源が入った気がする。キーボードも少し叩いたけど。
ディスプレイが180度までパタンと倒れるタイプでした。
キーボードは、大きさや配列は一般的な感じでいいのですが、ローマ字が小文字表記なのが少し違和感あります。まあ実際には小文字が入力されるので正解っちゃぁ正解なのですが"L"を小文字で表記されても混乱するんですよね。
雰囲気はMacbookですね。MacBook Airと並べたところ。
筐体はプラスチック製なのでMacBookほどの高級感はないですが、この価格にそんなものを求めてはいけません。十分いい感じです。
ポートはUSB-Cが2つとUSB-Aが1つ、イヤホンジャック、microSDスロットです。
ディスプレイを開いていくとヒンジを軸にキーボードが持ち上がる構造をしています。
ディスプレイが垂直だとまだキーボードに角度はつきません。
ディスプレイを倒していくとキーボードが浮いてきます。
180度開いたところ。
個人的にはこの構造は好きではないです。
ディスプレイの角度とキーボードの傾きにはなんの関係もないはずですし、何よりもキーボードに手を置くことでヒンジに力がかかるというのがどうも好きになれません。
PowerBookなどの古くからのノートMacユーザーはヒンジの破壊には人一倍敏感なんです。(分かる人にはわかる)
さて、セットアップに移りましょう。
ChromebookはシンクライアントPCのようなものですからネット接続が必須です。
なので、真っ先にWi-Fiへの接続設定画面が出てきます。LANケーブルの接続には対応していません。
ネットに繋がったらGoogleアカウントを使ってChromebookの設定をしていきます。
結構いくつもの設定画面が出てきて大変です。
なんとか設定を終え、
いわゆるデスクトップ画面が出てきました。 ChromeブラウザでGoogleのページを見たところ。
画面下には、Windowsでいうタスクバー、MacでいうDockに相当する「シェルフ」があります。ここによく使うアプリを登録したり、起動しているアプリが表示されたりします。
左下の丸印をクリックするとアプリの一覧が表示されます。
ただ、いきなりこの画面が表示されるのではなく、一旦、検索窓だけが表示されてその上部に表示される上向き矢印をクリックすると表示されるのがちょっと煩わしい感じです。
「YouTube」とか「Gmail」とかのアイコンがありますがこれらはChromeブラウザで表示されるので専用のアプリが立ち上がるわけではありません。ブラウザのブックマークみたいなものです。
Google Playストアから別途「YouTube」と「Gmail」のアプリをインストールすれば独立したアプリケーションとして起動できます。
「フォト」や「ファイル」などは最初から独立したアプリケーションとして起動します。
ChromeブラウザでAppleのホームページを開いたところ。
ChromeブラウザはWindowsでもMacでも使っているのと同じですし、ブックマークもそのまま引き継がれるのでなんの違和感もなく使えます。
ページのスクロールとかもまあまあ追随してますし問題ないです。
YouTubeもスムーズに流れます。(あたりまえ)
まだ1日2日しか使っていませんが、挙動不審なところで言うと、起動時からキーボードが全く反応しない時があり再起動で治る、というのがありました。
あと英数字から日本語入力に変えてから有効になるまで、ほんの少しタイムラグがあり、引き続きローマ字が入力されてしまうときがありました。発生頻度はまれですので普通に使っているかぎり、そんなに不便は感じません。
それなりの価格とスペックなので現時点でなんとか使えるマシンという印象です。
OS、アプリ、Webサイトはどんどん重たくなるので、すぐに全体的な動作が重たく感じるようになるかもしれません。
それでもWebとメールと動画視聴とかなら価格相応と割り切って使いこなせばいい買い物になると思います。
早速、このエントリーもChromebookで書いてみました。十分使えてます。
起動も早いのでちょっとPCを使いたいときにすぐ使えて便利です。