さて、今回の旅行のメインイベントは後半にのみあるといっても過言ではありません。
まず、なんといっても今回のお宿はあの『加賀屋』さんです。
36年連続で旅館100選の第一位に輝き続けた加賀屋さんです。
昨夜はトラブル続きで宿に到着したのが遅くなってしまったのであまりゆっくり見ることができずにちょっと残念でしたが、今日は朝から快晴の良い天気で周りも散歩することができました。
加賀屋さんにはいくつもの客室棟があって、今回予約したのは「能登 本陣」という客室です。予約したときにはもうほとんど残っていなくて選ぶ余地もなかったのですが、一番リーズナブルなお部屋です。
部屋はこんな感じ。
別のアングルから。
到着したのが遅かったので早速夕飯をいただきました。
先ずは前菜。サザエのジェノベーゼ焼き、みょうが寿司、白海老唐揚げ等々。
「いしる焼き」という焼物。
渡り蟹のお味噌汁。
メインの選択料理。
和風ロースステーキとのど黒の塩焼き。
そしてデザート。
ほかにもお蕎麦とか出てきましたが、全部撮りきれず。
なんとも上品で美味なものでお腹が満たされました。
建物の中にたくさんのお土産屋さんがあり、ヘタな商店街より充実しています。
写真は閉店した後に撮ったので静かですが、営業中、道の両側にあるお店は人でいっぱいです。
館内を少し散策すると、
能舞台があったり
吹き抜けには加賀友禅?がそよいでいたりと
視界のすべてがきらびやかで、館内の美術品ツアーなんかもあるようです。
一夜明けて、こちらは朝食です。
左上のオレンジは、切ったそのものではなくゼリーになってました。
食事から出発までに少し時間があったので近くを散策しました。
これ加賀屋さんの一番大きい建物ですが、タワーオブテラーを思い出しません?
入り口わきにある提灯。
玄関わきの灯り。奥に見える銅像は創業者のようです。
ちょっと歩くと、懐かしい感じの建物がちらほら。
地方に行くと、やっているのかどうかわからないお店が多いですね。
まあ、ここは夜のお店ですからお昼には開いてないと思いますが。
なんか見覚えあるような懐かしいような。。
ここはもう使われてないっぽかったです。
突然、新しめのおしゃれなお店が現れました。「能登ミルク」さんです。
実は加賀屋の朝食にこの能登ミルクの飲むヨーグルトが置いてあって、飲んでみたらとてもおいしかったのです。
ということで早速入ってみました。
店内は結構な賑わいでジェラートを買うのに少し並びました。
こちらが能登ミルクとチョコレートのダブル。
ミルクもチョコもどちらも濃厚でおいしいです。
ジェラートだけではなく、パンや石鹸も販売していました。
そんな能登ミルクを後にして、ちょっと海岸沿いへ。
海側から見る加賀屋。
海をパノラマで撮ってみました。
昨日までの悪天候から、なんとも気持ちのいい天気になってほっとしました。
加賀屋さんのスタッフの方全員が笑顔で接してくださったことによって、昨日のトラブルでちょっと沈んでいた気分を変えてくれました。
そんな楽しいひと時も、出発の時間となりました。駅まで送迎してもらいます。
そうそう来られるお宿ではないので、最初で最後かなと思いながら来ましたが、またいつか来られたらなぁと思いつつ、帰路についたのでした。