自動改札で間違った切符を入れても閉じた時には通り過ぎているほどには歩くのが速いです。
さて、イー・モバイルのGS03がテザリングが使い物にならないクソスマホだったことは、ここや、ここで紹介しましたが、いよいよ我慢できなくなってきたので以前使っていたSony Ericsson miniに戻すことにしました。
SIMをSony Ericsson miniに差し替えて使っていますが、切れることのないネットというのがこんなに快適だとは、と、なんとも低レベルな幸せを噛みしめています。
さて、SIMを引っこ抜いたGS03ですが、テザリングを使わないのであればそこそこ使えることは確かなので、最近はやりの格安SIMを買って使ってみることにしました。
以前、このエントリーで書いたNexus7用にBIC SIMを買ったことがあるのですが、今回はOCNのモバイルONEというSIMにしてみました。
これを選んだ理由は、毎日容量制限がリセットされるからです。
BIC SIMは月別の容量制限なので、たとえば月の初日に制限容量である1GBの通信量を使ってしまったらそれ以降その月内はずっと激遅の200Kbpsになってしまうわけでこれでは使い物になりません。でもOCNは日毎の容量制限なので、その日に制限容量である50MBを超えると200Kbpsになりますが、次の日はまた普通の速さで50MBを使うことができます。
さて、今回購入したのは1番小さいタイプのナノSIM版です(写真右のやつ)。でも僕はナノSIM版のデバイスは1つも持っていません。つまり、ナノSIMを買っても使えないのです。なので写真左のアダプターも同時に購入しました。
ナノSIMをこのアダプターに入れると標準サイズのSIMとして使えます。つまりナノSIMとアダプターがあればどんなタイプのSIMにも変身してくれるのです。逆に標準SIMを買ってしまうと、後になってナノSIMやマイクロSIMに対応したデバイスには使えないということになるので、どんな状況だろうとマイクロSIMを買っておけば何の問題もありません。(ただしSIMカットとかの冒険は除く。)
さて、SIM自体は高速なLTE対応ですが、使う端末がクソGS03の3G通信なので、速さに関しては元々期待できません。
一応、アプリを使って計ってみるとこんな感じです。
ちなみにGS03のWi-Fiテザリングを経由したiPod touchでの測定です。
都内の某所で測定して最大で6Mbpsぐらい。
でも、ちょっと場所が違うだけで1Mとか3Mbpsとかに落ち込む場合も。
これは端末の仕様によってしまうのであまり意味のない数値かもしれませんが、まあこんなもんです。
2つのアプリで測定してみましたが両者にはそれほど違いはありませんでした。
そして1日の制限容量である50MBを超えて使うと200Kbpsの制限に入るわけですが、実際は100Kbps以下まで落ち込んでいる感じ。
実はこれらを測定したのは2か月近く前のことです。
それからずっと使ってみたのですがスマホで使う分には、結構これで十分ではないかというのが感想です。実はキャンペーン期間中だったので本当は50MBコースにするところを80MBコースで使っているのでこの30MBの差が結構効いているいるかもしれませんが、使い切ることもあまりないようです。
逆にこれで毎日制限に引っかかるようではスマホに人生奪われ過ぎです。
最近は通話機能付きの格安SMもあるので、そういったものにNMPしてしまえば毎月の携帯キャリアへのお布施をかなり安く抑えられます。
今後はSIMフリー端末が増えていくようなので、携帯屋さんに言われるままにガチガチのプランを契約するのではなく、使いたい機種を買って自分の使い方にあったSIMとプランを選ぶのが普通になっていきますかね。
ちなみにこのOCNのSIMを買うときは、マツコの広告をクリックしてプランとか検討したわけですが、その後はずっとブラウザにはマツコが表示されっぱなしになり、買った後もずうっーーーとマツコだらけでした。