昨年末に、買ってよかった物として紹介した月額無料のSIMを使って見ました。
これは雑誌「デジモノステーション」に付録としてついていた『0 SIM (ゼロ シム)』というもので、買ってよかった、と言いながら使っていないのでは説得力もないので、この正月休みに実家に帰った時に早速設定して使えるようにしてきました。
折角ですので、その時の様子を残しておきたいと思います。
さて、この0SIMの最大の特徴は500MBまでのデータ通信が無料ということてすが、果たしてこのメリットを活かせるでしょうか?
まず、いま使っているタブレットがどれくら通信しているか確認してみます。
契約しているIIJ mioのサイトにログインして通信量をみてみると。
やっぱり、メールだけなのでほとんど使ってない状態ですね。
これでも900円/月で3GBのコースを契約しているのでとてももったいないです。これなら0SIMに交換するメリットが十分ありますね。
今使っているSIM自体もいわゆる格安SIMなのに、さらにお得とはすごい。
今回、僕がこの0SIMを使おうとしてしているのはNexus7というタブレットです。
ちょっと古い2012年の3Gモデルです。
0 SIMは、今となっては当り前の4G/LTE対応のSIMですが、この3Gモデルでも速度は活かし切れませんが、使うことはできます。
では、早速SIMを交換してみましょう。
細い針金のようなもので本体横のSIMスロットからトレーをひきだします。
今まで使っていたSIMが出てきました。
横に0 SIMを並べてみると大きさがちがいますね。白いのが0 SIM。
Nexus7(2012)は「マイクロSIM」に対応していますが、0 SIMはよりサイズの小さい「ナノSIM」なのです。
そのままでは使えませんので大きさを合わせるためのアダプターを使用します。これはネットや家電量販店などで購入できます。真ん中のがアダプター。
このアダプターにナノSIMを乗っけてマイクロSIMの大きさにしてNexus7にセットします。
さて、いわゆる格安SIMが、ドコモとかauなどのスマホやタブレットを使う時との最大の違いが次の操作です。
格安SIMを使うためにはいくつかの設定をしなけれななりません。これが一番の難関ですが、最初に一度やってしまえばいいので、なんとか突破しましょう。
やることと言えば、ネットワーク名、ユーザー名、パスワードなどの入力です。これらはそれぞれのSIMのユーザーガイドなどに記載されていますので、それをそのまま入力するだけです。ユーザー名などと書かれていますが、誰でも同じ統一の設定を入力します。
今回はNexus7というAndroidタブレットなのでAndroidの画面での説明です。(このブログの趣旨に反しているのはヒャクも承知です。。)
こまかな名称は機種やAndroidのバージョンによって違いますので似たような機能の項目を選んでください。
「設定」アイコンをタップして「無線とネットワーク」>「モバイルネットワーク」を選びます。
次の画面で「アクセスポイント名」をタップします。
今使っているSIMの設定(アクセスポイント)が並んでいますので、0 SIM用の設定を追加するために右上のメニューをタップします。
新しいAPNをタップします。
入力画面が表示されますので0 SIMが付いていた雑誌に掲載の使い方にしたっがて項目を入力します。
設定が完了すれば、すぐに通信を始められます。
早速ブラウザやSNSアプリで通信を試してみてください。場合によっては通信ができるようになるまで、少し時間が必要な時もあるかもしれません。
Nexus7でも特製のメールアプリで読み書きができることを 確認できました。
設定が完了して数日経ってから使用量を確認してみたところ、これまでと同じ感じで使っているようなので月額無料確定ですね。
そして、余った格安SIMは、あまりにもクソすぎて使わずに放置していたGS03に入れて格安スマホとしてしばらく使うことにしました。
いやー、この0 SIM、まるで僕のために作ってくれたのではないかというぐらいにありがたい一品です。
人によって使い方は様々なので、自分に合ったSIMを選ぶのがポイントですね。
※追記※ 誰でも購入できるようになりました。