林檎とレールのあいだ

Apple製品や鉄道旅行について書いたり書かなかったり

SONYと林檎のあいだ

スタバではいつも「○○の小さいやつ」って注文しています、こんばんは。

グランデとか知らんで。

 

さて、ちょっと前にSONYがVAIO事業を売却するニュースが話題になりました。

「VAIO」ブランドが消滅か!と騒ぎになりましたが、ブランドは存続ってことでいいんですかね。

 

以前からPC関連の業績が悪化していることは聞いていたので何かしら手が打たれるだろうとは思っていて、

自分なりに、きっとVAIOブランドはなくなるだろうと予想して、、、いたわけではないのですが、

昨年、なぜか思い立って人生初のVAIOを購入していたのでした。

 

思えば、学生の時、なんでソニーはパソコンに手を出さないんだろうねぇと研究室の仲間で話していた矢先に突如発表されたあの紫色の薄いVAIOノートは結構な衝撃でした。

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 欲しい!!

 

真っ先にそう思った自分でしたが、その時はすでにAppleにゾッコンだったので浮気するわけにもいかず、指をくわえて見ているだけでした。

SONYも結構強気な価格で攻めていた気がします。

 

それ以来10数年、いつかはVAIOユーザーになろうと思いながら、なぜか手を出せないでいたVAIOをとうとう手に入れたわけですので、

実際購入した時には、こみ上げるものが、、、、ちょっとありました。

 

ただですね、長年、Apple製品にどっぷりつかっていた自分が念願のVAIOを手にして得た感想は、昨今のSONYのPC事業の衰退さもありなん、というものでした。

 

購入したVAIO、外見はそこそこかっこいいので満足だったのですが、

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使い勝手があまりよくない。

 

まず、開けづらい。

ノートを開けるための取っ掛かりはどこにもなく、このわずかな傾斜に手をかけて開けなければならないのですが、これが結構重たいうえに滑ってむずかしい。

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しかも、開けようとすると本体が持ち上がるので、開いた瞬間に反対の手でキーボード側を抑えなければならない。。

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その点MacBookは取っ掛かりは確保してあるし、液晶だけがすうぅーっと持ち上がるんですよね。

  

そして裏側。

お世辞にも美しいとは言えない外観。ノートPCの裏側に美しさを求めるな!という声もあるかもしれませんが、Apple製品の美しさに慣れているものとしてはやっぱり比較してしまうのです。それにSONYもスタイリッシュ(死語?)を売りにしてるわけで。

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そしてよくよくヒンジの部分などをみると、ひん曲がっている。。

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反対側も、なんか歪んでいてまっすぐじゃない。

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そして液晶側の端面も、こちら左上側はそれなりに収まっていますが、

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右上側は隙間が空いていて、いまいち納まりがよくない。

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これはApple製品では絶対にないことなんです。

 

ジョブズはSONYを尊敬し目指していたと言われていますが、このものづくりを見る限り、もはや目指す価値は全くないと言わざるを得ません。

 

そして、しばらく使用していると、このブルースクリーンが頻発する有様。

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あまりにも使い物にならないので、結局、修理に出してマザーボード交換で戻ってきました。

 

長年の夢だったVAIOユーザーにはなったものの、喜びよりも落胆の方が大きくて残念すぎます。

 

僕は、テレビも各種レコーダーもラジカセもレコードプレーヤーもMSXパソコンのHitBitも何もかもソニーを使ってきたソニーLoveな人間でした。

 

そんな僕でも、最近のSONY製品の出来の悪さは買うのをやめたくなるほどです。

地デジに変わるときに、やむを得ずテレビを購入したのですが、何の疑いもせず買ったSONYのBRAVIAもろくなものではなかったです。動作が遅すぎて使うとイライラするような。 

 

なんでこんなことになってしまったのか部外者の僕にはわかりませんが、かつて日本が世界に誇る企業だったのに、ここまでイメージが悪化するのは本当に悲しいです。

一度落ちてしまったものを元に戻すのは大変とは思いますが、再びSONYから「おっ!」と驚くような製品が出てくることを夢見る今日この頃です。