さて、昨日のMac mini (Early 2009)に引き続き現在のメインマシンであるMac mini (Late 2014)もMac OS X El Capitanにアップグレードしたいと思います。
母艦のスペックはこんな感じ。
アップグレード
では早速アップグレードしていきたいと思います。
App Storeを起動すると、
真っ先に、OS X El Capitanが表示されるでしょうから、ダウンロードもしくはアップグレードボタンを押します。
すると6GB近くもあるEl Capitanのファイルのダウンロードが始まります。
ネットワークの速度によって待ち時間が違いますがひたすら待ちましょう。
ダウンロードが終わると
こんなウィンドウが表示されます。
インストールの前に
さて、ここでインストールを始める前にひと作業。
アプリケーションフォルダに行ってみましょう。
すると、
こんなアイコンありませんか?
これが今ダウンロードした、OS X El Capitanの本体です。
このファイルはインストールが終了すると消えて無くなってしまいます。
6GBもありますから、終わったら無くなってくれてありがたいのですが、このファイルを取っておくと、後々助かるときがあります。
それは、他にもEl CapitanをインストールしたいMacがある時、それから将来何かトラブルが発生してOS Xを入れ直したい時です。
ハードディスクに余裕があるなら取っておいてもいいかもしれません。
この時、同じハードディスク内にコピーする時はoptionキーを押しながらドラッグして、緑色の(+)マークが表示されているのを確認しましょう。これがないと移動になってしまいますので。
インストールにかかる時間は?
さて、インストールを進めましょう。
お決まりの使用許諾契約に同意し
インストール先のディスクを選んで
準備が始まります。
準備が終わると自動的に再起動。
実際のインストールは再起動後にスタート。
最初、インストールを開始した時点で31分の待ち時間との表示。
12分ぐらい経って残り29分になるぐらいいい加減な時間表示。
そして開始17分で残り28分に。このペースで行くと2時間以上かかる計算。
しかし実際に30分が過ぎた頃には残り8分との表示。
その後、残り8分のまま突然再起動し、すぐにまた再起動。
最終的に開始57分でデスクトップが表示されました。
しかし、全く見た目の変化がありません。アップグレードされたのかどうかもわからないほど。
「このMacについて」を見ればEl Capitanになっていることが確認できます。
さて、初回の起動時、しばらくは動作が遅いです。
裏でいろいろとやってくれているんでしょう。
ちょっとの間、我慢です。
メールのデータの更新 などが実行されます。
フォントが変わった
よくよく目を凝らして見ると、
Yosemiteのメニュー
El Capitanのメニュー
フォントがちょっとだけ小さくなっています。
確かに、Appleのホームページを見ても、El Capitanではフォントの追加や変更が行われたようです。
画面はどんどん大きくなるのにフォントが小さくなるのは逆行のような気が。。
Retinaで解像度が上がっているからかな。
うちはRetinaじゃないけど。。
Safariの改良
Safariも進化したようです。
見ているページのタブを固定すると
こんな感じにアイコンで常に表示されるようになってアクセスしやすくなります。
新しいSafariでこのページを表示すると。。
う〜ん、なんかYosemiteの時の方がいい気がする。
こちらがYosemiteのSafari。タイトルの文字がしっかりしている。
まあ、全然カスタマイズしてなくてブラウザに左右される作りにしているのが悪いんですけどね。
全画面表示の進化
全画面表示で2つのアプリケーションを表示できるようになりました。これはiPadで実現していた機能ですね。
僕はほとんど使ったことないので、あまり実感ないのですが。
メモアプリが進化
メモアプリが新しくなりました。
写真やリンクなど色々と貼り付けられるなど、より多機能に、よりEvernoteに近くなった感じですね。
ただ、この新しい機能を使うには、すべてのデバイスが新しいメモになっていないとデータの同期が行われなくなってしまいます。
親切にも、まだ新しいメモになっていないデバイスを知らせてくれるので、まだ移行したくない時は「後でアップグレード」を選びます。
日本語入力には戸惑いも?
しかし、何と言っても、一番大きな変化はやはり日本語入力でしょう。
キー入力するたびに変換結果がコロコロと変わって表示されていくのです。
変換結果が合っていれば特に確定もせずにそのままどんどん入力を進めていくと勝手に確定されていきます。
例えば、
とか
こんな風に、入力する側からリアルタイムに変換されていきます。
ちょっと慣れが必要な感じです。
スピードアップ
Appleがホームページでも書いているように、動作も速くなったように感じます。
アプリ起動時のアイコンのバウンド数が少なかったり、Safariの表示が速くなったり。
何よりこれが一番嬉しいですね。
Microsoft Office 2008は?
Microsoft Office 2008は起動が制限されるようなことはなく、一応動いています。
Wordも動いているし、Excelも起動してる。
全ての機能が動作するかはわからないですけど。。
どうも、新しいバージョンのOfficeでは不具合が発生しているみたいですし。
最後に
El CapitanってYosemite公園の中にある大きな岩の名前なんですね。
つまりYosemiteから出ていないのでマイナーバージョンアップの位置づけかと。
そうなると、見た目に変化がないのもうなずけます。
次はもっとがっつりした変化があってもいいかな。そうしたら古いMac miniは対象外になっちゃうと思うけど。
特に、手持ちのアプリケーションで非対応がうたわれていなければ、是非、アップグレードするのが良いと思います。
やっぱりコンピュータはスピードが命ですから!