林檎とレールのあいだ

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祝!Macintosh誕生30年!

Macintoshが誕生して30年なんですねぇ。

僕もMacとの付き合いは20年以上でして、そりゃー歳を取るわけです。

 

初めてMacを使った時の衝撃は今でも鮮明に覚えていますし、これまで生きてきた中でも最もインパクトのある出会いの一つです。

 

何だかんだと今でもプログラミング関連の仕事をしているのはあの時Macと出会ったからとも言えます。

 

この辺については、またあらためて書きたいと思いますが、Mac誕生30年ということで、いま家にある懐かしのMacを久々に起動してみました。

 

 

じゃ~ん!

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Macintosh Plusです。

ちゃんと電源も入って動作していますよ。

 

僕はこのいわゆる一体型Macの中でも初代MacからPlusまでの筐体が最も完璧で美しいと思っています。

あまりにも惚れ込んでしまって、このPlusを3台も手に入れてしまいました。

 

どうです、この完璧な佇まい。あまり写真がよくないけど。。

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この写真を見て違和感を覚えた人はかなりのMac通。

 

実はここに写っているキーボードはPlusのものではありません。

初代Macに付属していたキーボードです。

 

Macintosh Plusは3代目Macで、同梱されていたのはこの下側のテンキーのついたキーボードだったのです。

でも僕はテンキーの無いほうが好きです。

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このキーボード、ストローク深いです

今、計ってみたら5mmも沈み込むんです。

最近のMacのキーボードはせいぜい2mmぐらいですから2倍以上も沈み込むんですよ。

テンピュールどころの騒ぎじゃないですね。ぐっすりです。

 

そしてこのずんぐりむっくりしたマウスもまた趣がありすぎです。

可愛くて仕方ありません。

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 懐かしい6色りんごと、フロッピードライブ。

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 この、すうっと吸い込まれるように入っていくフロッピーディスクがまた心地よかったですね。SONY製のフロッピーディスクドライブです。

 

そしてApple純正のハードディスクドライブ。容量は40MB

でも今売ってるディスクの何倍、何十倍もの価格だったと思います。

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Plusのメモリ容量は最大で4MB。30pinの1MB SIMMを4枚差してあります。

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そしてシステムフォルダの中身。丸漢フォントとか超懐かしい。。

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そしてニフティーサーブを使っていた名残が。。

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『茄子! まな板! 魔法のナイフ!』

は、ここにはなかったですが、いやー、懐かしすぎる。。

ニフティーについても別の機会に書きたいです。

 

 

そしてもう一台。

 

じゃじゃ~ん。

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PowerBook 100!

 

そう!初のノート型マックであるPowerBook1号機です。

 

パームレストをキーボードの前に持ってくるというのは今でこそ当たり前ですが当時は手前側にキーボードがあるのが普通で、この構造は画期的でした。

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こちらも懐かしい6色リンゴ。

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ちなみにこのPowerBook 100、電源ボタンがありません

キーボードをたたくと起動する、というか常にスリープさせておくような使い方をするのですが、最近Windowsなんかもシステム終了させずにスリープさせる感じになってきてますよね。

時代を先取りし過ぎですね。

 

そして何といっても、このPowerBook 100を作ったのは我らが『SONY』なんですよね。僕はSONYラブでもあるのでこれも別途書きたい。

Appleから製造を委託されていたわけなんですが、いわばVAIOのノウハウの原点はここにあるといっても過言ではないでしょう。

残念ながら、このマシンは画面が映らなくなってしまったのですが、モデムを使ってメール書いたり色々とお世話になったものです。。

 

これらの古いMacの操作性は今のMacと何にも変わらないんですよ。

これだけめまぐるしく変わり続けるITの世界で、多少の飾りつけは変わっても基本的な部分は全く変わらず今でも使えているわけですから、30年前の発想も実装も実に優れていたということですよね。

 

いやーほんと、この世にMacがあってよかった~。