あの銀座ソニービルが解体されるのに先立ち、歴代のソニー製品の数々を展示する「It's a Sony展」をやっているとのことで見に行ってきました。
僕もこれまで様々なソニー製品を使ってきましたので、懐かしいものに出会えるかもとワクワクして向かいました。
ソニービル1階の庭に大きな看板が掲げられています。早速この中に僕が持っていたものが!
それはさておき、早速ビルの中へ。
今のビルが解体されて再びビルを建てるらしいのですが、すぐには建てず、しばらくは公園にするらしいです。
しかしこのビル、築年も経っているとは思えないほど、まだ綺麗ですしデザインとかも古さを感じないところがすごいです。
一番最初の展示物は、ソニーの前身、東京通信工業の最初の製品である電気炊飯器など。
これは結構有名で知っている人も多いと思いますが、おひつにアルミの電極を付けただけという、チョー単純な製品です。しかもうまくご飯が炊けないというもので、全然売れなかったとか。(一番奥が炊飯器。)
逆にこちらは売れに売れた電気座布団。
あのソニーが最初はこんなしょぼい製品から始まったというのは、よく人物について言われる「最初から天才だったわけではない」の会社版みたいでいいですね。
会社の設立趣意書も読むことができます。
これは日本初のテープレコーダー。
当時もちろんすごい製品ではあったのですが、全く売れなかったそうです。当時で16万円という非常に高価な製品で手が出なかったんですね。大卒初任給が4,000円の頃の話です。
創業者の井深さんと盛田さんの写真。会社の雰囲気が伝わってくる写真。
こんな感じで、初期のころの製品が並びます。
うちにもありましたね。トリニトロンテレビ。
3色カラーのトレードマークが懐かしいです。
僕が物心ついたとき、家にはカラーの家具調テレビと白黒テレビがあって、どちらもソニーでした。
こんなレコードプレーヤー知りませんでした、でもなんか針とレコードを痛めそうな気が。。
そしてこれがあのウォークマン第一号です。
Walk Manは英語としてはおかしいのですが、そのおかしさを押しのけて、英語圏でも定着してしまうほどのヒット商品で有名ですね。
さて、だんだんと馴染みのある製品が出てきまた。
そして、やっと見つけました。僕が初めて持ったウォークマンです!当時、親戚のお兄ちゃんにお古をもらいました。
色違いのシルバーを持っていたのですが、久々の再開にちょっとした感動です。
そしてこちらは初めて買ったディスクマン。
そして懐かしのMSX。
僕が持っていた初代のMSXとは違うけど。なんで初代じゃないの?
携帯も代々ソニーを使ってきました。
これは、僕が初めてi-modeを使った機種。
これは、僕が初めてメモリーステックを使った機種。
そして、僕の最後のmovaの機種。
どれも懐かしい。
次は、学生当時欲しくてたまらなかった初代VAIO。
この紫色は忘れられん。
会社で使っていた超薄いVAIO。
持って行った出張先でも話題になりました。
なんかもう、建物全体がおっさんホイホイです。
いや、誰もが何かしら懐かしさを感じられる展示会です。
これ、Part I ですから、ぜひPart II も見に行きたいです。
ちなみに、僕がもっていた初代のMSXは、、
表の看板の、「It's aSony」の「y」の下にありました。