林檎とレールのあいだ

Apple製品や鉄道旅行について書いたり書かなかったり

インクが無くなったのでプリンタ買いました。

Excelでは一番上の行と左の列を空けないと落ち着かない性格です。


先日、うちのインクジェットプリンタで印刷していたら、カラーのインクが無くなってしまいました。

 

うちのプリンタは、黒色カートリッジと赤青黄3色一体型カートリッジの2つを使うタイプです。

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カラーは3色一体型なのでそのうち一色でもインクが無くなってしまうと、そのカートリッジは使えなくなってしまいます。今回は青いインクが無くなってしまいました。

 

まあ、見た目がどうでも良い印刷物の場合は変な色のままでも使い続けますが、1色無くなった印刷の気色の悪さというのはすごいものがあるので、しかたなく、あらかじめ買ってあった新しいインクカートリッジと交換して印刷を再開したのです。

 

ところが、交換したばかりというのに変な色合い。どうも赤色だけがなぜか知らんが出ていない様子。前のカートリッジでは出ていたのに。
何度もカートリッジのクリーニングをしたり、リセットをしてみたのですが一向に良くなる気配がありません。

実は、この新しいインクカートリッジは、プリンタメーカーの純正品ではなく、いわゆるリサイクル品でした。

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とは言っても、これまでも何度もこのリサイクル品を使ってきましたし、問題があったことは一度もありませんでしたので「やっぱりね」という感じでもありません。

でも明らかにおかしいので、このカートリッジのメーカーに問い合わせたところ新品に交換してくれるとのこと。

ところが、カートリッジの型番を伝えたら、なんとすでに廃番製品で交換品がないということでした。


そう、うちのプリンタは10年以上前の2001年に購入したHP製のプリンタです。

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古いです。


あの地震の時にラックごと床に落っこちて一部割れてしまって、さすがにもうダメだろうと思ったのですがその後もちゃんと動いてくれました。丈夫ですね。さすがHP。

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ただ、最近はあまりに古い機種ということで、かなり品揃えの良い店でないとカートリッジが売っていないこともしばしばです。

リサイクルカートリッジは、使う人が減れば作れませんから仕方ないですね。

結局、そのリサイクルカートリッジメーカーには返金で対応してもらえることになりました。


2日後にはカートリッジ返品用の空の段ボール箱が送られてきて着払いで送れるようになっていました。

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なんという素早く親切な対応!
「リサイクル品ってどうなの?」という少なからずあるだろう不信感を払拭するための努力の一環なのかなぁと感じました。


さて、リサイクル品が無いとなると純正品を買うしかありません。仕方なく、近所の家電量販店に行ってカートリッジを探してなんとか見つけ出したのですが、なんとその価格5,000円超!

なんか、買うたびに高くなっていっているような感じがするのですが、気のせいでしょうか。

(※ただし後日調べたら、この価格は他店よりちょっと高めでした。)

 

まあ、知ってますよ、例のプリンタ販売のビジネスモデルですよね、プリンタを安く売ってインクで回収するっていうね。

わかります、わかりますよ、携帯でもなんでも最近はみんな似たようなもんですからね。

でも、たかだか大さじ2〜3杯の液体に5,000円を払うというのは、体のどこか分からないんですが、拒絶反応が自然と湧き上がってくるんですよね。


でもこれを買わなければもう二度と印刷はできません。
う〜ん、どうしたものかと悩んでいた時に、ふと店内の通路の十字路に目をやるとプリンタ本体のセール品が積まれていました。

ポップを見ると

 

「本日の特価品 限定10台 2,780円」

 

2,780円?!


わかります、わかりますよ、例のプリンタ販売のビジネスモデルですよね。

でも世の中なんかおかしい。

そう思いながらレジに並んでいました。


Canon製の一番安いモデル。印刷さえしてくれればいいのでこれで十分。

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10年もつかなぁ。

ちなみにあのHP製のプリンタは当時2万円したんですよねぇ。

 

世の中、なんかおかしいことがいっばいです。