林檎とレールのあいだ

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上野東京ラインに乗ってきた

この時期になると、花粉症とよく似た症状に悩まされて大変です。

 

さて、先日さっそく上野東京ラインに乗る機会がありました。

正確に言うと、用もないのに乗ってみました。

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僕の最寄駅も常磐線の駅です。

今回、上野東京ラインができたおかげで品川まで一本で行けるようになりました!!(パチパチ)

と言っても、その最寄駅は各駅停車しか止まら無いので、実際に一本で品川まで行けるのは朝7時台の1本だけです。ちょっと遠すぎなんですね。近郊から都内に向かう電車は多くが品川まで行くようです。

 

その唯一の電車には乗れなかったので、とりあえずいつものように上野まで行って、上野で乗り換えて品川まで行ってみました。

特急は値上げされたので乗りません。

 

車窓の映像をiPhoneのタイムラプスで撮りましたのでよかったらどうぞ。酔うかもしれません。(アップロード後の画像劣化が激しい)

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常磐線だけは上野を出て東京、新橋と止まり、品川が終点となっています。今までは東海道線は何も考えなくて小田原ぐらいまでは行ってくれていたので東京から乗ったのに品川止まりの電車が出てきてちょっと戸惑いますね。

どうせだったら横浜方面まで伸ばしてもいいような気もしますが、やっぱりメインは東北線であって常磐線はおまけという感じですね。

 

でも、上野ー御徒町間の超絶混雑はだいぶ解消されたらしいので意味はあるみたいです。

でも、聞くところによるとこの上野東京ラインの開通によって、横浜、川崎あたりの東海道線が驚異的な混雑となってしまい、悲鳴が上がっているとのこと。

最初、なぜ東海道線が余計に混むのか不思議でしたが、直通運転するために15両編成を10両編成にしたらしく、単純計算で今までより150%混雑するということですね。

ただでさえ、混雑する東海道線をますます悲惨にするとはJRもいけずですね。こうなることは分かっていてやったわけですから。

そこまでしてレールを繋げた訳は、田町電車区の再開発を何としても成功させたいからですね、わかります。

 

さて、帰りも品川から乗ってみました。

品川の案内はちょっと不便です。

常磐線のラインカラーは青なのでいかにもこのホームから出発しそうですが、僕がのる常磐線はとなりの東海道線を彷彿とさせる隣のオレンジの案内のホームからでした。

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しかもこの近くには時刻、行き先、番線の電光掲示板がないので調べるにはちょっと戻らなくてはなりません。

 

ホームでは、長時間乗車に耐えられそうにないのでグリーン車に乗ろうとグリーン券売機に向かったのですが、新しい販売機が設置されていました。

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今までのようにSuicaを機械に吸い込ませるのではなく、青く光っているところに置くタイプになっていました。なんか紫外線消毒してくれそうですね。しないけど。

 

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この置くところは平坦ではなく、湾曲しています。Suicaを取りやすくするためですかね。平らだとへばりつく感じで取りにくい時ありますからね。考えてますね。

 

一応、品川から上野のタイムラプスも撮りましたのでよかったらどうぞ。

 

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それにしても、首都圏の路線はますます複雑になっていきますね。これだけ入り組んだものを正確に運行する技術には本当に感心してしまいます。最近は海外への鉄道事業の売り込みが盛んになりつつありますが、実際に見てもらえばその技術力の高さは一目瞭然ではないでしょうか。

 

ところで、これだけ入り組んでいる上野東京ライン、事故などでダイヤが乱れた時はどうやって捌くのでしょうか。なんか常磐線が真っ先に直通運転を止められそうだなぁ。