先日、Mac mini (Early2009) という低スペックMacをYosemiteにアップデートしたのですが、
やはり、確実に遅くなってましてですね、正直どう我慢しても使い物にならないのではないかという疑惑が生じておりまして、何とかして少しでも高速化できないかと考えてみたわけです。
そこで思い出したのは、たしかYosemiteにアップグレードする前までは、メニューやウィンドウの透明化を無効にしていたはず、なのに、なぜかアップグレード後は綺麗に透明化したメニューで表示されているではありませんか。
これはもう藁にもすがる思いで無効化するしかありません。
しかし、以前設定したはずの、システム環境設定の『一般』とか『デスクトップ』とか心当たりを探したのに、透明化を無効にする設定がどこにも見当たりません。
Yosemiteはそんなおっそいマシンで動かすことを想定してないんだな、、透明化を無効にするようなしょぼい設定は無くなったんだな、、と諦める、、
ことなく、くまなく探したところ、なんと見つかりました。
なぜか『アクセシビリティ』の中に。
「透明度を下げる」という項目です。「無効化」ではなく「下げる」というのがちょっと気になりますが、早速チェックを入れてみます。
すると、さっきまでこんな感じだった外観が
こうなりました。メニューやウィンドウが透明でなくなりました。僕は割とこちらの方が好きです。
「透明度を下げる」とドックも劇的に変わります。
元々こんな感じでデスクトップがすけすけだったのが
こんな感じに、ものすごく殺風景になります。
さて、先ほどの「透明度を下げる」の上に「コントラストを上げる」という項目があり、何気なくチェックを入れてみたところ、これが結構いい感じでした。
ボタンの周りに枠が表示され、とてもくっきりした印象です。そしてメニューやウィンドウの選択色がより濃い色になります。このブルーは結構好みの色でした。
何となく、どこかしらMac OS 9の頃を思い起こさせる色あいです。
ちなみに、この「コントラストを上げる」項目を有効にすると自動的に「透明度を下げる」も有効になるようです。
メニューの選択色はブルーとグラファイトの2色しか選べないのですが(これはこれでちょっと少なすぎのような気もしますが)グラファイトを選ぶと
こんな感じになります。メニューが黒いと漢字Talkの頃に戻ったみたいです。
しかしボタンまで真っ黒です。
こういったメニューやウィンドウなどの見た目は結構すぐに飽きが来るので、時々変えることで気分転換できます。
ただ、透明なウィンドウだと、たとえばSafariなんかですとウィンドウの表示内容によってこんなにも変わるので飽きない方だとは思います。
ところで、大事な目的を忘れていました。。
残念ながら、透明化を止めたからといって速くなったという実感は得られません。
Mac miniがフリーズしたかのようにじっとしているときもCPU/GPUがフル稼働というわけではなさそうなので、いかんともしがたいですね。
まっさらな状態から再インストールする、いわゆるクリーンインストールをすればもしかしたらちょとはましになるかもしれませんが、そこまで手間をかける気はないです。。
無念。