会社で一番真面目に取り組んでいるのは朝のラジオ体操です、こんばんは。
先日朝マックをしたのですが、その時のマックグリドル・ソーセージ&エッグがあまりに丁寧に作られているのに感動して思わず写真に収めてしまいました。
これ、サンプル写真よりも美しいですよ。
それなりに客が入っている中でこれだけ丁寧に仕事するとはなかなかです。
思わず、どんな人が作ってるのか見てみたくなりました。
というのも、その昔、僕もファーストフード店でアルバイトをしていたからです。
そう、誰もが知っている
あの「森永ラブ」
です。
。。。。
あれっ、あれっ、知りません?ラブ。
僕の中ではファーストフードといえば森永ラブなんです。
これは当時のメニュー。
それは僕の地元が森永本社がある街で、近くにはマクドナルドといえども割って入ることができず4~5店舗もの森永ラブが乱立していたからでもあります。
中学高校の時はいつも皆で「ラブ行こう!」を連呼していて、今、何も知らない人が聞いたら意味も分からず勘違いしそうですが、当時あの街では誰にでも通用する会話でした。
今思えば世の中はイケイケドンドンのバブルな頃。大量消費時代真っ只中でハンバーガーも一個一個発泡スチロールのケースに収められていたのを覚えています。
アルバイトはたしか3年ぐらいは続けたのでキッチンの仕事もだいぶ上達して、最初はタイマーを使っていたバンズを焼いてミートを焼くという手順も、慣れてくると驚くほど時間が正確に分かるようになって、タイマーがいらなくなります。
そして最後にラッピング。このときにバンズをつぶさないように包むのにコツがいるのですが、これを手際よく続けるのが気分よかったのを覚えています。
そんな森永ラブものちにバーガーキングに売り渡され、さらにロッテリアにまで売り渡され跡形もなくなくなってしまいました。
一時は全国展開も考えられていたらしいのですが、その矢先にグリコ森永事件が発生してそれどころではなくなったと、当時の店長に聞いた記憶があります。
あの時の店長とかは今どうしているのやら。
バイトを始める前も一顧客として散々食べまくっていて、僕の体の数%は森永ラブでできたといっても過言ではないでしょう。
そんなバイト先に、ある日、新しいバイトさんが入ってきました。
その人は、誰もが認めるような可愛い子でして、職場が一気に明るくなったようでした。
もちろんカウンターで接客をするわけですが、店長がお客さんに手を出されないように気を付けて見ているほど。
そんな子と休憩をとる事務スペースで二人になったある日のこと、突然言われたんです、
「(僕)さん、私、同じ中学だったんですよ、知ってました?」
「えーーーーーっ!」
し、知りませんでした。ほんとに。
まぁ、同じ地元民なのであり得る話ではありましたが、まったく。
2つ年下だったらしいです。
そんなこと親しげに言われたらとたんに気になりだすのが単純なところ。
それからしばらくして、また事務スペースで一緒になった時、たまたま映画の割引券の束がテーブルに置いてあってそれを話題にして話していたのですが、勇気を振り絞って「一緒に見に行こうか?」と聞いたのです。
そしたら、、
「いいですよ。」
との返事。
「キターーー(・∀・)ーーー!」
まあ、有頂天ですよ、ほんとに。
そして日にちを決めて、いよいよその日の朝。
家の黒電話が鳴りました。
当時は携帯が出はじめの頃でまだ誰も持っていませんでした。
かかってきた電話を母経由で受け取って聞こえてきたのが、
「今日は頭痛いのでまたにしてもらっていいですか?」
奈落の底。
まあよくあることですね。
その後もバイトは続けていたはずなのですが、不思議なことにその後どうしたのかまったく覚えていないんです。
学校が忙しくなったり他のバイトに行ったりして森永ラブにはなかなか行けなくなったのは覚えているのですが。。
ちなみにその映画は「フォレスト・ガンプ 一期一会」。
今思えばタイトルがよくなかったんではないかと。。
まあ、そんなこんなで結構いろいろな思い出を残してくれた森永ラブを思い出しました、というくだらない話ですみません。
何が言いたいかというと「とんかつマックバーガー」を早く食べたいということです。