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林檎とレールのあいだ

Apple製品や鉄道旅行について書いたり書かなかったり

「昔、バリウムというものがあってだな」

40年以上も前に人類は月に降り立つ技術を持っていたというのに、胃の検査のためにいまだにバリウムを飲まなきゃいかんというのがどうも納得いきません。どこかに、新しい検査技術を阻止する抵抗勢力でもいるのでしょうか。

 

今日は、年に一度の健康診断でした。

 

いつも決まって最後の検査項目は胃のレントゲン撮影です。

 

バリウムを飲むだけでも結構辛い上に、発泡顆粒まで上手に飲まなきゃならんというあの独特の緊張感は何なのでしょうか。

しかも、そこをうまくクリアしたとしても、胃の中で膨れ上がる発泡剤と戦い続けなければなりません。

 

さらに、容赦なく動き回る検査台に文字通り必死にしがみつきながら、追い打ちをかけるように「じゃあ右に3回転」、「もうちょっと右」、「はい、息止めて、そのまま」と逆らうことなどゆるされない時間が続きます。

 

ここまでのマルチタスクも普段の生活ではなかなか無いのではないでしょうか。

 

胃の健康を測る以上に脳の活性化の効果の方が大きいのではないかとさえ思います。

 

でも、なぜか右と左が一瞬分からなくなる時もあったりするのですよね、あれ。

 

どなたか、せめてバリウムコーラのような、発泡を含んだものを開発してくれませんでしょうか。

今回は、ちょっとだけ口の中で発泡してしまいました。

 

そして、いつの日か、飲み屋で若者に向かって、「昔はなぁ、バリウムってやつを飲んで、、」と説教垂れることができる世の中になってほしいです。

 

 

そんなことを思いながらの健康診断ですが、僕が受信する病院ではバリウムを飲んだ検診の後にお弁当が出されます。

 

 

ここから全然関係ない話なのですが、このお弁当にいつも感心するのです。

 

食べ終わったお膳の写真で恐縮ですが、このお弁当、黒いお弁当箱に陶器の小皿が並んでいるように見えますが、全部「絵」です。

 

給食のトレーみたいに、一枚の大きなトレーのくぼんでいるところにいかにも陶器の小皿があるように描かれているのですが、これが一瞬本物であるかのようにみえる精巧さです。(写真より実物の方がより本物に見えます。)

味より、器の方に気がいってしまいました。

 

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こんなに精巧に陶器の小皿を再現できる世の中なのに、なんで胃の検査には未だにバリウムなんか飲(以下略)。